もうすぐ約10年ぶりに疎遠だった両親と会うため、気持ちの整理をしたくて今日もブログを書くことにします。
実家の母は闘病中の父が死に近づいていることを予感しています。
何年も実家に帰ってこないで欲しい雰囲気を醸し出していた母が急に「実家の現状を見て今後のことを考えて欲しい」と言って実家に顔を見せにくるように促したことはきっと以下の意図があると思っています。
・母は話し相手である父が亡くなった後、精神障害のある兄と2人で生活していくことに不安や恐怖を感じている。生前から私と関わる機会を増やしておきたい。
・母が病気で倒れたら兄は母の面倒をみることができない。そのため、私と関わる機会を増やしてサポートしてもらえるような状況をつくりたい。
実家に行ったら、父が亡くなりそうなくらい弱った状態で私に「母と兄をよろしく」と言ってきたら、私はなんと答えればいいのでしょうか。
正直、上記のような状況に直面したときの対応方法がわかりません。正解はないと思いますが、どの言葉を選んで返しても、きっと気持ちの整理はつかないと思います。
父の性格を考えるとこの言葉は99%言われると思います。この状況でよろしくって言うのも卑怯だなと思う反面、長年連れ添った家族を任せたいと伝えたい気持ちも痛いほどわかります。
私は昔から、自分の親に「何かあったら私たちが助けるよ」と言って欲しかったんだと思います。
離婚したときに義母から「離婚した後も私を頼っていいんだよ」と言ってもらえたとき、私は本当はこの言葉を実の両親から貰いたかったと感じました。
義母のためには自分を犠牲にしても少し助けたい気持ちは湧きますが、実の両親に対して何かあったときに助けたい気持ちは微塵もわいてこないことにも気がつきました。
ものすごい罪悪感はわきますが…。
実家に行く日まで、このように自分の気持ちを言語化することで少しずつ整理できればと思います。