離婚した直後に離婚したことを周りに言えない人は多いと思う。
世間の離婚に対するイメージはまだ良くない。
身をもってそれを実感した私には、周りの人に言えない気持ちが非常によくわかる。
離婚や別居のワードを口にしたとき、半数以上の人は気まずそうな表情を浮かべ、腫れ物にさわるかのような態度をとる。かく言う私自身も離婚や別居を経験する前には同じ対応をとってしまっただろうと思う。
私は仲の良い友人には離婚報告をしたが、職場関係の人には正直まだ言える自信がなく、言えるマインドになるまで報告はしないことに決めた。
まわりの人に離婚報告をするメリットは、「離婚したことを実感し、前に進むための気持ちの切り替えができること」であり、そのメリットを受けることは自分にとってかなりプラスになることだと頭ではわかっている。
ただ、離婚直後のメンタルが不安定な時期に「この人離婚したんだ…。」という目線を向けられ耐えられるほどのものを持ち合わせてはいない。
離婚をしたことを噂で流されるかもしれない、職場で離婚をしたと伝えた人に会うたびにその人の頭に離婚した人だということがよぎっているんだろうな、と考えてしまう。
その点において職場に対する離婚報告は想像以上にストレスである。(実際はそこまで人は他人のことを考えておらず、私が離婚をした事実もびっくりはされるが大したことではないと思われているのは重々承知である。)
離婚報告は扶養の問題などの人事への必須の連絡がなければ、自分のできるマインドのときに、無理せず自分のペースで行えばいいと思う。
#離婚 #別居