精神的不調を抱える私ができる限り薬に頼らず自立を目指す

パニック障害、適応障害、モラハラ、共依存、別居、通院記録などについて書きます

【離婚】#6 決断

人は人生を左右する大きな決断をするとき、自分が選ぼうとしている決断が本当に正しいのだろうかと考える。

正しいかどうかはどんなに考えても現時点ではわからない。

私は昔から正解のない問題を解決していくことが苦手だった。

正解のない問題に直面すると何が正確に1番近い選択なのか躍起になって探そうとしてしまう傾向があった。

まわりの人たちに「この選択をしようと思うんだけど、どう思う?」と訊ねては肯定してもらい、自分の選択が誰から見ても正しいという太鼓判を押してもらって安心していたように思う。

 

離婚を経験する過程で私は様々な自分の精神的課題に直面し、考え方を変える必要性にかられた。正解のない問題への対処法は以前と比べてガラッと一新された。

 

【正確のない問題の対処法】

☑️正確に近いであろう選択を必死に探そうとするのではなく、自分が選んだ選択を正解にしていくと考える。

☑️自分で選んだ選択を正解にしていくとは、自分で選んだ選択が正しかったという未来を作るための最大限の行動を今起こしていくことである。

 

 

昔の自分のマインドからは考えられないくらいに離婚する過程で自分は大きく成長を遂げたと思う。

人生を左右する重大な決断を行うことはものすごくしんどいけれども、自分と向き合い成長できる良い機会になると感じる。

 

 

 

 

 

*通院記録*9/21 Oメンタルクリニック

9/21 Oメンタルクリニック 4回目

【処方薬】

半夏厚朴湯

【診察】

・ここ1ヶ月漢方薬のみ服用を続けている。パニック発作が起きることは無くなった。

・生理前1週間は特に情緒不安定になり、気持ちがざわざわして不安感や孤独感が強くなる。頑張ればなんとか耐えられるレベルではある。

・離婚したばかりで不安感が増す日もあり、漢方薬の服用を継続したい。

【指導】

・生理前1週間が特に辛いのであれば漢方薬の種類を変えてみてはどうかと提案される。

→その時期以外にも不安感はまだあるため、現状の漢方薬を継続したい旨を伝えた。また、来月婦人科にも行く予定があるため、婦人科の先生にも相談して決めようと思う。



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パニック障害の通院記録を毎回残している。今回は離婚直後でバタバタしており、少し更新が遅れてしまった。

今通っているメンクリの良いところは服用する薬や治療方針について、こちらの意識がちゃんと反映されるところである。

相変わらずカウンセリングは秒で終わるが、上記のメリットを考慮し今後もここに通い続ける予定。

 

病状については以前よりだいぶよくなってきている。

とはいえ、まだ日常的に不安感を感じることも多いため、日々の食事や運動、睡眠に加えて自己改善にも引き続き前向きに取り組んでいきたい。

 

 

 

 

 

【離婚】#5 離婚したことを周りに言えない

離婚した直後に離婚したことを周りに言えない人は多いと思う。

世間の離婚に対するイメージはまだ良くない。

身をもってそれを実感した私には、周りの人に言えない気持ちが非常によくわかる。

離婚や別居のワードを口にしたとき、半数以上の人は気まずそうな表情を浮かべ、腫れ物にさわるかのような態度をとる。かく言う私自身も離婚や別居を経験する前には同じ対応をとってしまっただろうと思う。

 

私は仲の良い友人には離婚報告をしたが、職場関係の人には正直まだ言える自信がなく、言えるマインドになるまで報告はしないことに決めた。

 

まわりの人に離婚報告をするメリットは、「離婚したことを実感し、前に進むための気持ちの切り替えができること」であり、そのメリットを受けることは自分にとってかなりプラスになることだと頭ではわかっている。

ただ、離婚直後のメンタルが不安定な時期に「この人離婚したんだ…。」という目線を向けられ耐えられるほどのものを持ち合わせてはいない。

離婚をしたことを噂で流されるかもしれない、職場で離婚をしたと伝えた人に会うたびにその人の頭に離婚した人だということがよぎっているんだろうな、と考えてしまう。

その点において職場に対する離婚報告は想像以上にストレスである。(実際はそこまで人は他人のことを考えておらず、私が離婚をした事実もびっくりはされるが大したことではないと思われているのは重々承知である。)

 

離婚報告は扶養の問題などの人事への必須の連絡がなければ、自分のできるマインドのときに、無理せず自分のペースで行えばいいと思う。

 

 

#離婚 #別居

 

 

 

【離婚】#4 離婚したときにかけて欲しい言葉

昨日、離婚届を出した。

離婚前に別居していたため、離婚届を出しても昨日までと生活に変化はない。

 

ただ、心の持ちようは少し変わったように思える。

・何かあったときにもう完全に旦那に甘えることができなくなってしまった

・この先モラハラ旦那の支配下で旦那の言動に振り回されて心がかき乱されることはなくなるだろう

・私のことを家族のような熱量で気にかけてくれる人はいなくなってしまった

・この先は自分1人で経済的に自立し、なんとか生活を続けていかなければならない

・離婚まで無事に進むことができて少しすっきりしたような気もする

 

このような気持ちが渦巻いてきた。

 

数人の友人に離婚の報告をした。

不思議なことに離婚経験者の友人全員からは「おめでとう」の言葉をいただいた。

離婚して「おめでとう」と言われるとは思っていなかったが、言っていただけて本当によかったと思える。

離婚経験者ってみんな同じくらい苦しい思いをして別れを決断している仲間だからこそ、離婚したときにかけてほしい言葉がわかるんだなとしみじみ感じた。

 

もし自分の周りに別居や離婚に悩んでいる友人・知人がいたら、支えたい。

かけて欲しい言葉、背中を押して欲しいとき、寂しさ、辛さ、心の葛藤…今なら全部わかる。

 

 

 

【離婚】#3 無事離婚が成立しました

モラハラ旦那と別居して約3ヶ月、ついに今日離婚が成立しました。

 

離婚届の提出は夫婦2人で行いました。

 

旦那と待ち合わせにいたるまでの時点ですでにかなりのストレスを感じていました。

 

私は人と会う約束をするとき、前日には待ち合わせ場所と時間を決めておきたいタイプです。

待ち合わせ場所や時間から逆算し、朝の準備にどれくらい時間をかけられるか、家の用事をいつこなすかなどのスケジュール感を前日にはざっくり把握しておきたいと思っています。

一方、旦那は当日の自分の都合の良いタイミングに動き出したいと考えるタイプです。

昨日の時点では今日の午前中に待ち合わせる約束をしていましたが、今日の午前中、旦那はずっと寝ており、待ち合わせの予定は大幅にずれこみました。

それに伴い、私のペースも大幅に崩れ、会う頃にはぐったりと疲れ切っていました。

 

会う約束をするだけでこんなに多大なストレスを感じてしまうのに、よく今まで一緒に暮らしてこられたかと思うと、とても不思議に感じました。

 

これからは自分の都合を優先し、人のことを振り回す人との付き合いは交友関係含めてしないと心に決めました。

 

まだ自立していくことへの不安や恐怖は感じますが、少しずつ自分1人で生きていくことに慣れて、自分らしさを大切にする人生を歩めたらいいなと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【モラハラ】#3 モラハラの後遺症

モラハラの被害者は加害者と離れた後も数々の後遺症に苦しむ。

今日はモラハラ旦那と別居して3ヶ月が経った状態の私が苦しんでいる後遺症についての記事を書こうと思う。

 

モラハラ加害者が被害者に依存しているのはよく聞く話だが、実は被害者も加害者に極度に依存している。

私は別居により加害者という大きな依存先を失い、依存先がない新たな環境に適応できず、最終的に心療内科への通院を余儀なくされた。

 

同居していた頃、生活をしていく上での重要な決定はいつも旦那が行なっていた。

私自身も旦那に決めてもらうことによる安心感、重要な決断を下す責任やストレスからの逃避、旦那の判断への信頼感(モラハラによる自尊心の欠如により発生したもの)などからその状況が心地よいとさえ感じていた。

別居後、何もかもを自分の責任で自分で決断しなければならない状況に立たされたとき、私はその環境に適応できず、精神不調にみまわれた。

私はモラハラの後遺症として

・自分で物事を決定するのが怖い

・自分が決めたことに自信を持てない

・責任を負うのが怖い

・自分の好きなものがわからなくなる(旦那に合わせすぎて自我がなくなる)

・自分が何をしたいかわからない

というような課題をかかえるようになってしまった。

 

今は少しずつであるが時間の経過に伴い後遺症が改善に向かっていくのを感じている。

このような後遺症をかかえることになったとしても、モラハラ加害者と離れて生活する選択ができたことは間違いなくよかったと断言できる。

同居していても辛い、別居してからも辛い、被害者は何を選択しても「辛さ」から逃げることはできない。

どちらを選んでも辛いのであれば、同居する辛さを選ぶより別居する辛さを選ぶ方が断然よいといえる。

 

 

#モラハラ #別居 #離婚

 

 

 

 

【離婚】#2 離婚するならなぜ結婚したの?

「離婚するならなぜ結婚したの?」

 

昔の未熟だった私は離婚を選択する人についてそのように思っていた。

 

もしかすると私自身がパートナーとの間に抱えていたすれ違いをはっきりと自覚し、別れに繋がることを恐れ、自分に言い聞かせる意味でも、そのように思おうとしていたのかもしれない。

 

実際、自分が離婚を前提に別居する段階に立たされたとき、そのような発想は跡形もなくなった。

 

◆結婚するときは誰しも自分が将来離婚する可能性があるとは微塵も思わない。

◆結婚した時の価値観や人生観と離婚した時の価値観や人生観は変わるもの。

◆結婚するときの覚悟がたりなかった。

◆結婚したときは若くて未熟だった。

 

離婚は一般的にマイナスイメージをもたれるものであり、私も以前はそう思っていた。

でも今は離婚を選択する人生もいいのではないかとポジティブに感じることができる。

 

 

 

#離婚 #別居